© 2007 Shikinami Kazuya Architectural Laboratory. All rights reserved.

|住宅|別荘|店舗|横浜|神奈川|東京|千葉|埼玉|兵庫|北海道|大倉山|恵比寿|保土ヶ谷|目黒|富津|小江戸|川越|世田谷|青葉|妙蓮寺|白楽|祖師谷|調布|松濤|加西|根室|

犬(ブル)と暮らす②

February 1, 2015

まず、犬と暮らすことの大前提をはっきりさせますが、犬と人が家の中で共同生活をするということです。

日本に昔からある「番犬」として室外で飼うということは除外します。

 

そうです。日本において、犬を家の中で飼うという感覚は、まだ歴史が浅いのです。しかし、家のスタイルはこの数十年でそんなに大きくは変わっていません。

欧米では昔から犬を家の中で飼う習慣があります。欧米の家と日本の家の大きな差は「靴をぬぐかどうか」。

実はこの部分に犬の飼いやすさがすごく影響しています。

それはなぜか?

すぐ分かりますよね。犬は靴を履いて外に出るわけではないからです。

日本の家の多くは、玄関は靴を脱ぐ場所という程度のスペースしかなく、非常に狭い場合が多いです。

そして、その狭いスペースで来客を出迎えます。そうすると、玄関は、知らない人が来る狭い場所、というイメージが犬にも湧くわけです。

これは、なかなか解決するのは難しい問題です。

ドンコロの家では、土間と部屋の境目を曖昧にしたり、土間に奥行きがあったり、来客を土間ではない場所で出迎える仕掛けだったり、そういう工夫、つまり、外と中を曖昧につなげるということは、一つの答えになるのではないかと考えました。

 

 

インターホンを押してから、さらにアプローチが続きます。

中に引き入れることも、外で対処することも、来客にあわせて選ぶことができます。

 

 プローチと玄関、内部が一体になっていて、「ここが来客出迎え場所」という雰囲気が出ないようにしました。

犬たちは外と中を構わずウロウロとしています。

 

 

シキナミカズヤ建築研究所

 

Please reload