top of page
HOUSE IN KOEDO
koedo002.jpg
koedo003.jpg
koedo004.jpg
koedo005.jpg
koedo006.jpg
koedo007.jpg
koedo008.jpg
koedo009.jpg
koedo010.jpg
koedo011.jpg
koedo012.jpg
koedo013.jpg
koedo014.jpg
koedo015.jpg
koedo016.jpg
koedo017.jpg
koedo018.jpg

コエドの家

 

主要用途:同居型3世帯住宅

所在  :埼玉県川越市

敷地面積:180.85m2

延床面積:164.79m2

構造  :木造

施工  :丸菊工務店

設計期間:2008年12月~2009年08月

施工期間:2009年08月~2010年07月

「自立した共同生活」

住人は夫婦と母と叔母の4人。生活スタイル、価値観の異なる者同士が一緒に暮らす「共同生活」である。それぞれの空間を壁で遮断するのではなく、プライバシーを確保しながらも、ゆるやかな繋がりのある空間が求められた。「トオリニワ」を介して行われる緩やかな繋がりが、住人同士の関係も緩やかに保たれることを期待している。

 

「崖に沿ったL型の建物」

川越駅から程近い住宅密集地。9階建てのマンションを背にした崖底のような場所である。敷地は元々旗竿状であった土地を買い足し、開口6m奥行き30mの細長いL型となった。建物は隣家に挟まれた細長い隙間を埋めるように建物を配置し、採光と通風を確保するための中庭を、両端と真ん中に設けている。

 

「トオリニワの拡張」

道路から連続するように引き込まれる「トオリニワ」。中庭と個室を連続し敷地の端から端までを貫通している。町家における「通り庭」は住宅内外のサーキュレーションと、住生活行為の一部を受け持つ住空間の両者を兼ね合わせた空間である。「トオリニワ」はそれをより重層的、領域的に拡張させ、幅や天井高さに変化を持たせながら区切っている。更に段階的な仕上材の変化や、場の広がり、個室や中庭との相互関係によって、流動的な場所と滞留的な場所を分担させている。

bottom of page