| 主要用途 |
同居型3世帯住宅 |
| 所在 |
埼玉県川越市 |
| 敷地面積 |
180.85m2 |
| 延床面積 |
164.79m2 |
| 構造 |
木造 |
| 構造設計 |
未定 |
| 施工 |
丸菊工務店 |
| 設計期間 |
2008年12月~ |
| 施工期間 |
|
駅から程近い密集地。すぐ隣には10階建てのマンションがそびえ立っている。まるで谷底のようだ。
敷地はL型である。偶然にも隣のマンションと同じ形状の敷地だ。敷地のどの場所でも見上げればそこは切立った崖である。
逃げ場は無い。
崖の影響を感じず豊かで気持ちいい空間にするための模索から設計はスタートした。
元々旗竿状の敷地であったが、今回3家族同居のために買い足されてニョロニョロと細長い敷地になった。
この距離の長さを活かさない手はない。
ここに3つの家族が一緒に住むための家を計画する。
3つの家族は全員で4人。みな生活スタイルも違うし価値観も違う。
空間を遮断するのではなく、お互いの距離感でプライバシーを調整することにした。
個人の部屋、共用の部屋を中庭を介しながらパッチワークのようにはめ込んでいく。
隣家の隙間から見える空と風景だけを取り込んで、崖の存在が気にならないように気を使う。
緩やかな空間のつながりが、家族の関係も緩やかに保ってくれることを期待しながら・・・。