08:マドの使い方

大工造作も佳境に入ってきまして、家の雰囲気を感じ取れるようになってきました。
今回この建物では開口部に性格を持たせることに注意して設計しています。

・陽の光を取り入れるため
・景色を見るため
・風を通すため
・家の象徴となるため

以上のように4種類の性格を持ったマドで構成しました。

今回は「陽の光を取り入れる」マドの紹介。
敷地の周りは隣家が接近して建っています。マドを大きくとったら丸見えだし、暗くなるのもいやだし・・・。
この部屋は寝室(1F)なんですが、写真左(東側)は隣家が接近してます。手が届くくらい近いです。しかし、朝の光を取り入れたい。
その結果ほんの少しの隙間を狙ってマドをつけました。
「陽の光を取り入れる」場合、マドというより「穴」とか「隙間」のような表現にして、そこから光が漏れてくる雰囲気をつくるようにしています。
まあまあいい感じにできたんではないでしょうか。

造作家具に組み込んで、より一層「穴」っぽくしたマドっす。
家具の厚みが立体感を増して、これもいい感じです。

「いい感じ」しか言ってない自己満足的文章になっちゃいましたが、ほかの性格のマドも後ほど紹介しますよ。